2008年01月

2008年01月23日

あおり行為、二審も懲役9年=2人死傷の危険運転−東京高裁

栃木県大田原市で昨年1月、前方の車に接近して追跡するあおり行為で事故を起こさせ、2人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた被告の控訴審判決が22日、東京高裁であり、裁判長は懲役9年とした一審判決を支持、無罪を主張した被告側控訴を棄却した。
判決で裁判長は「飲酒した上で無免許運転しており、初心者マークに気付きながら長距離にわたりあおり行為をした。事故後に逃走するなど無責任な態度は顕著」と非難した。 
1月22日 時事通信

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2008年01月19日

元三菱自社長ら有罪判決「自覚欠け無責任」−クラッチ欠陥、業過致死・横浜地裁

山口県で2002年、三菱自動車製大型トラックが、クラッチ系統部品の欠陥から暴走し、運転手が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた元社長ら4人に対する判決が16日、横浜地裁であった。裁判長は、当時の同被告について「自覚に欠けた無責任な態度」と指摘、禁固3年、執行猶予5年(求刑禁固3年)とするなど、全員に有罪判決を言い渡した。

三菱車の欠陥をめぐる3件の刑事裁判で、最後の一審判決。安全をおろそかにしたトップの責任を重く見る判断となった。無罪を主張していた4人は控訴した。

このほか、元副社長の被告が禁固3年、執行猶予5年(求刑禁固3年)。元三菱ふそうトラック・バス会長は禁固2年、執行猶予3年(同2年6月)。元三菱自品質・技術本部副本部長の被告は禁固2年6月、執行猶予4年(同2年6月)。

裁判長は被告について、同部品の欠陥自体は「知らなかった」としつつ、長年にわたる不具合情報の二重管理(クレーム隠し)や指示改修(ヤミ改修)を熟知し「将来、死傷事故が起きることを容易に予見できたのに放置した」と指摘した。
1月16日 時事通信
 

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アスベスト飛散防止、補助制度は都道府県の4割弱

民間の建築物に使用されたアスベスト(石綿)の飛散防止対策のため、補助制度を設けている都道府県は4割弱で、区市町村では1割弱にとどまっていることが、国土交通省の調査でわかった。
対策をとらずに放置されている建物は、大規模施設だけで7000件を超えることも確認され、制度の利用も120件余りと低迷している。制度の不備が対策の遅れにつながっている側面もあり、専門家からは、危険性を過小評価すべきではないという厳しい指摘も出ている。
1月15日 読売新聞

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