2013年02月
2013年02月19日
大阪市、生活保護不正受給防止へ本人確認カード
大阪市は4月から、生活保護受給者になりすました不正受給や、別人への誤支給を防ぐため、受給者の顔写真入りの「本人確認カード」を発行することを決めた。
市は、こうしたカードは全国初としている。まず浪速と東住吉、福島の3区でスタートし、区側の意向を確認してエリアを拡大する。
カードには、受給者の顔写真と、区側の管理番号を記載する。カードの紛失・盗難による個人情報漏えいを避けるため、氏名や住所は記入しない。
市によると、受給者にはそれぞれ担当のケースワーカーがいるが、毎月1回の支給日に業務の都合などで不在になると、窓口で本人確認が十分できない可能性があるという。過去には誤って別人に支給したケースもあった。4月から発行を始める3区は、区側から実施を申し出ており、新規受給者に配布する。
同市はまた、受給者の資産内容や、親族など扶養義務者の状況を調査する専従職員を全24区に計49人配置することも決めた。こうした取り組みで生活保護の不正受給防止をより強化する方針で、新年度当初予算案に関連経費約1億1600万円を計上する。
読売新聞(ヨミドクター) 2013年2月19日
市は、こうしたカードは全国初としている。まず浪速と東住吉、福島の3区でスタートし、区側の意向を確認してエリアを拡大する。
カードには、受給者の顔写真と、区側の管理番号を記載する。カードの紛失・盗難による個人情報漏えいを避けるため、氏名や住所は記入しない。
市によると、受給者にはそれぞれ担当のケースワーカーがいるが、毎月1回の支給日に業務の都合などで不在になると、窓口で本人確認が十分できない可能性があるという。過去には誤って別人に支給したケースもあった。4月から発行を始める3区は、区側から実施を申し出ており、新規受給者に配布する。
同市はまた、受給者の資産内容や、親族など扶養義務者の状況を調査する専従職員を全24区に計49人配置することも決めた。こうした取り組みで生活保護の不正受給防止をより強化する方針で、新年度当初予算案に関連経費約1億1600万円を計上する。
読売新聞(ヨミドクター) 2013年2月19日
2013年02月09日
金沢エレベーター死亡事故、ブレーキ調整にミス
金沢市のホテルで昨年10月、シンドラーエレベータ社製のエレベーターに清掃員の女性が挟まれ、死亡した事故で、国土交通省の調査部会は8日、ブレーキの部品の調整ミスが原因だったとする中間報告を公表した。
調整ミスは、定期検査で見抜ける可能性があったとも指摘。同省は今後、同社に検査態勢の改善を指導する一方、同じブレーキ構造のエレベーターの設置者に安全対策強化を要請する。
事故では、静止しているはずのエレベーターのかごが上昇し、清掃員の石川県能美市の女性が、かごの床と扉の枠に挟まれて死亡した。
中間報告書によると、事故機は、ブレーキパッドが約1ミリ摩耗し、十分にブレーキが利かない状態だった。ブレーキの強さを調整するばねが規定よりも短く設定されていたため、一時的にブレーキが利きすぎる状態となって摩耗が早まったとしている。
読売新聞 2013年2月9日
調整ミスは、定期検査で見抜ける可能性があったとも指摘。同省は今後、同社に検査態勢の改善を指導する一方、同じブレーキ構造のエレベーターの設置者に安全対策強化を要請する。
事故では、静止しているはずのエレベーターのかごが上昇し、清掃員の石川県能美市の女性が、かごの床と扉の枠に挟まれて死亡した。
中間報告書によると、事故機は、ブレーキパッドが約1ミリ摩耗し、十分にブレーキが利かない状態だった。ブレーキの強さを調整するばねが規定よりも短く設定されていたため、一時的にブレーキが利きすぎる状態となって摩耗が早まったとしている。
読売新聞 2013年2月9日
2013年02月02日
京都舞鶴署の捜査書類捏造で懲役1年6月求刑−地裁初公判 京都
捜査書類を捏造(ねつぞう)したとして、舞鶴署(当時)の警察官6人が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検された事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元巡査部長の被告(依願退職)の初公判が31日、京都地裁であった。進藤被告は起訴内容を認め「(検挙の)ノルマを課せられ、あせっていた」などと動機を述べた。
検察側は「捜査機関の信用を失墜させ、刑事司法手続きを誤らせる危険があった」と指摘。懲役1年6月を求刑して即日結審した。進藤被告は被告人質問で「犯罪検挙の実績がほしかった。(実績が上がらないと)『勤務低調者』に指定されることもある」と話した。
起訴内容は10年10月〜12年3月、傘や自転車などの窃盗事件3件で、被害者を特定できなかったのに虚偽の被害届を作成するなどした、とされる。判決は3月8日に言い渡される。
毎日新聞 2013年2月1日
検察側は「捜査機関の信用を失墜させ、刑事司法手続きを誤らせる危険があった」と指摘。懲役1年6月を求刑して即日結審した。進藤被告は被告人質問で「犯罪検挙の実績がほしかった。(実績が上がらないと)『勤務低調者』に指定されることもある」と話した。
起訴内容は10年10月〜12年3月、傘や自転車などの窃盗事件3件で、被害者を特定できなかったのに虚偽の被害届を作成するなどした、とされる。判決は3月8日に言い渡される。
毎日新聞 2013年2月1日
security_taisaku at 07:49|この記事のURL
両手両足抱えての任意同行は違法 覚醒剤事件一部無罪に
大阪地裁は1日、覚醒剤取締法違反(所持、使用)罪に問われた無職の女性被告(45)に、一部無罪判決を言い渡した。所持に関し、交番で任意同行を拒んだ被告の両腕と両足を警察官らが抱え上げ、警察車両に押し込んで署に連行した行為を違法と判断。一方、任意の尿検査で判明した使用は有罪とし、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を宣告した。
被告は昨年5月、窃盗事件の関係者として大阪市北区の交番で職務質問を受けた後、連れていかれた大阪府警曽根崎署で覚醒剤約0・15グラムを持っているのが見つかって逮捕され、所持と使用の罪で起訴された。
朝日新聞デジタル 2013年2月2日
被告は昨年5月、窃盗事件の関係者として大阪市北区の交番で職務質問を受けた後、連れていかれた大阪府警曽根崎署で覚醒剤約0・15グラムを持っているのが見つかって逮捕され、所持と使用の罪で起訴された。
朝日新聞デジタル 2013年2月2日