2018年07月

2018年07月03日

福井の工場爆発は薬品混ぜる作業中 業務上過失致死傷容疑を視野に調べ

7月2日午後1時45分ごろ、福井県若狭町の若狭テクノバレー内にあるプロテインケミカル(本社東京都)の福井工場で、鉄骨平屋の化学工場が爆発したと119番通報があった。化学製品の製造中に、何らかの理由で薬品を混ぜていた容器が爆発したらしい。この爆発により同社社員の男性1人が死亡、男性1人が重傷。近くの別会社の従業員や住民ら計10人が、目やのどの痛みを訴えるなどして救急搬送された。県警は業務上過失致死傷容疑を視野に原因などを詳しく調べる方針。

男性社員の2人は工場の中2階で機械で液体を混ぜ合わせる作業をしていた。爆発により工場の屋根などに穴が開き、オレンジ色の煙が周辺に拡散した。同署による同社への聴取から、煙は窒素酸化物で人体に大きな影響はないとみられる。

事故後、工場内を見た同町職員によると、建物内には爆発したとみられる樽形の攪拌設備があったという。

2018/7/3福井新聞

security_taisaku at 09:57|この記事のURL労働災害 
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