2018年04月12日

名古屋高裁「アスベストが原因」労災認める判決 遺族が逆転勝訴

校舎のアスベストが原因でがんになったとして、死亡した男性教師の妻が労災を認めなかった処分の取り消しを求めた裁判で、名古屋高裁は1審の判決を取り消し、男性の労災を認めました。

愛知淑徳学園の教師(当時64歳)はがんの一種の中皮腫などになり2001年に死亡しました。の妻(70)は、校舎のアスベストを吸ったため中皮腫になったとして労災を申請しましたが認められず、国に処分取り消しを求める裁判を起こしました。1審の名古屋地裁は原告側の訴えを棄却しましたが、11日の控訴審判決で名古屋高裁は「他に発症原因が見当たらない限り、学校での業務に起因するものと認めるべき」として1審判決を取り消し、労災を認めました。

2018/4/12名古屋テレビ

security_taisaku at 10:21│労働災害 
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